アパレルのレジ対応。ミスを防ぐ方法。
こんにちは!ビー・グルーヴのブログ担当です。
アパレルでは、接客からレジ対応までの流れができがちで、会話とレジ操作、商品の受け渡しまでをお客様と会話しながら行うことが多くなります。
このような流れができているので、イレギュラーなことが起きるとミスにつながってしまうでしょう。
ここでは、アパレルのレジ作業の流れを解説しつつ、ミスを防ぐ方法やポイントをご紹介します。
レジ対応でミスを防ぐ方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
■アパレルのレジ作業の流れについて
アパレルのレジ作業は、コンビニやスーパーと異なる部分があります。
ここでは、アパレルのレジ作業の流れについて解説します。
①商品の確認
お客様が商品をレジに持ってきたら、商品点数を確認します。
接客していた場合、購入する商品を確認してレジに入ります。
取り置き商品がないか、先にレジで預かっている商品がないかを確認し、最終的に何点購入するか声に出してやりとりしましょう。
「ありがとうございます。○点のお買い上げでお間違いないでしょうか?」と聞くことで、お互いに確認できます。
②カラーやサイズ確認
点数確認ができたら、カラーやサイズを確認します。
特にサイズは、一見違いがわかりにくく、お客様が間違えて持ってきてしまうことも多いです。
すべて同じサイズであっても「すべてMサイズでお間違いないでしょうか?」と一言添えましょう。
異なるサイズの場合、「トップスのホワイトがMサイズ、ブラックがSサイズ」など、カラーとサイズを両方確認します。
③合計金額確認
商品点数、カラー、サイズ確認ができたら、合計金額の確認です。
商品を1点、1点スキャンして合計金額を計算します。
レジが自動で金額を計算してくれるものなら、バーコードの読み間違いがない限り正確な金額がでます。
このような機能がないレジでは、電卓でお客様と一緒に金額と点数を読み上げながら、画面を見せて計算すると間違えにくいです。
消費税もあるので、お客様に不審に思われないように電卓の画面を見せると良いでしょう。
ポイントカードやアプリでの割引特典がある場合は、計算間違いしないように気を付けてください。
④会計
合計金額が出たら、お客様から代金をいただいてお会計をします。
現金で支払う場合、お客様からいただいた代金をトレーに入れたままにしましょう。
これで、いくらいただいたか明確なまま会計できます。
一緒に数えると、より間違いが減るのでトラブル防止としても有効です。
クレジットカード、コード決済などの場合は、合計金額と支払い回数の確認など、これらの方法に適した確認をしましょう。
⑤商品の袋詰め
お会計が終わったら、商品の袋詰めをしましょう。
丁寧に洋服を畳んで包装します。
袋詰めの前に、お客様に「お包みいたします。少々お待ちください。」と声をかけておきましょう。
長くお待たせしないように、丁寧で素早い対応が求められます。
⑥お客様のお見送り
商品の袋詰めが終わったら、お客様にレジ前で渡すのか出口まで案内するのかで対応が異なります。
お見送りが出口の場合は、「商品を出口までお持ちいたします」と声をかけてから誘導してください。
レジ前までの場合は、「こちらで失礼いたします」と言ってからお渡しして、「ありがとうございます。またのお越しをお待ちしております」と笑顔でお見送りしましょう。
アパレルのレジ作業は、このような流れで行うのが基本です。
接客してそのままレジに進むこともあれば、接客後にレジ担当に商品を引き継ぐケースもあるでしょう。
レジ担当に引き継ぐ場合は、お客様が何点購入しているか、レジで預かっている商品がないかなどの情報を伝えて引き継ぎます。
プレゼント用など特別な内容があれば、その詳細についてもレジ担当とお客様に確認しながら伝えましょう。
レジを他の人にお願いする場合は、お客様に「レジ担当に引き継がせていただきます。こちらでお待ちください。ありがとうございます。失礼いたします。」など、一言添えてください。
お客様の中には、接客してくれた人ともっと話したい、会計中に聞きたいことがあったなどの気持ちを持っている方もいます。
リピーターや顧客になってもらうためにも、失礼のないようにしましょう。
■アパレルの接客でレジミスしない方法は?
アパレルのレジ作業は、基本的に「ながら」作業になることが多いです。
そのため、慣れていないとミスをしてしまう可能性もあるでしょう。
レジでのミスはクレームやブランドイメージを壊すこともあるので、苦手に思う方もいます。
なるべくレジミスをしないためには、何を心掛けるべきでしょうか?
・お会計前の確認を忘れない
お会計をする前に、必ず希望のカラーやサイズ、商品点数などを確認しましょう。
試着後のお会計であれば、適したサイズかどうか確認できますが、試着していない場合は確認を怠ったことで返品や交換になる可能性もあります。
特にボトムス系は、デザインによってサイズが変わりやすいです。
できるだけ試着を促してみるのがおすすめです。
もし試着しない場合は商品の特徴を伝えて、お客様にピッタリのサイズを確認するのが良いでしょう。
また、お会計時にも点数、カラー、サイズの再確認をするとレジミスが少なくなります。
・丁寧な言葉遣いと笑顔を心掛ける
レジ作業に慣れていない場合、お客様と話しながら金額の確認や商品を畳むことが大変です。
金額、支払い方法など、手順どおりに進めることさえ難しいかもしれません。
しかし、どんな時でも丁寧な言葉遣いと笑顔を絶やさないように心掛けてください。
お客様から見た時、レジでの丁寧な言葉遣いや笑顔がないと、買った瞬間に不愛想になったと思われてしまいます。
また、この対応で態度が悪いと受け取られる可能性もあるので、慣れない作業であっても意識してみましょう。
点数や確認が多い場合は、レジのヘルプを頼むと安心です。
・品出し時に検品を丁寧に行う
実は、アパレルでのクレームで最も多いのは商品に対しての内容です。
糸のほつれや縫い合わせの間違い、ゴミが入っていたなど、商品の不備によって起こることも多くあります。
これらのクレームを削減するには、事前に商品の品出し時に検品を丁寧に行うことです。
商品入荷時や在庫を店頭に出す際には、必ず検品しながら出していきましょう。
タグの確認も行うと、よりクレームを減らせます。
アパレルのレジ対応は、一定の流れができているので覚えてしまえば不安も少なくなります。
しかし、お客様と会話しながらだと間違えそうになるケースもあるでしょう。
購入するお客様と一緒に確認しながらレジをすると、ミスを防げるので意識してみてください。
また、ミスを防ぐためには事前に商品のチェックを行いながら店頭に出す必要があります。
少しの意識でクレームを減らすだけでなく、お客様の気持ち良い買い物につながります。
それでも心配な場合は、レジ研修やトレーニングをするアパレルを選ぶのがおすすめです。
ビー・グルーヴでは、レジ研修やトレーニングをしてくれるアパレルなどもご紹介しています。
働きやすい職場環境からも選べるので、アパレル業界に興味がある方はお気軽にご相談ください。
お仕事をお探しの方はココから!
↓ ↓ ↓