SNSを活用したアパレルの売り方
こんにちは!ビー・グルーヴのブログ担当です。
最近は、SNSでファッションの流行や最新情報をチェックしている方も多いでしょう。
実際にファッション雑誌の売上は年々右肩下がりの傾向にあり、今やアパレル業界においてもSNSが重要なマーケティングツールとなっています。
そこで今回は、InstagramやTwitter、TikTokなどのSNSを活用した、アパレルのマーケティング戦略について解説していきます。
■マーケティングにおけるSNSの3大ツール活用のポイント
まずは、アパレル業界のマーケティングで主に利用されるSNSについて、それぞれ活用する際のポイントをご紹介していきます。
【Instagram】
Instagramは、SNSの中でも女性ユーザー率が高いことから、アパレル業界には最適のマーケティングツールです。
このInstagramをマーケティングとして最大限に活用するためのポイントを解説します。
・ハッシュタグを工夫する
フォロワー以外のユーザーに拡散されにくいといったInstagramの性質をカバーするには、ハッシュタグの付け方が重要になります。
多くの潜在顧客に向けたビッグワードと、自社のターゲットにマッチしたスモールワードをバランスよく付けるのがコツです。
また、効果的なハッシュタグを付けるのに役立つ無料のツールも提供されているので、こちらの利用もおすすめです。
・インフルエンサーの起用
より多くのユーザーの目に留まる機会を増やすためには、フォロワーの多いインフルエンサーの起用が効果的です。
影響力の高いインフルエンサーに商品を紹介してもらうことで、購買意欲の促進にもつながります。
・ストーリーズの活用
投稿後24時間で消えてしまうストーリーズを活用し、登録者限定のお得な情報を発信することでアカウントの登録者増加が期待できます。
登録者しか参加できないイベントを仕掛けるなど、プレミア感を引き出すことが重要です。
【Twitter】
Twitterは、日々の何気ないつぶやきを短文で投稿するのが特徴で、リアルタイムでトレンドをリサーチできるところが強みです。
アパレル業界でマーケティングにTwitterを取り入れる際は、以下のポイントを意識してみましょう。
・拡散されやすい投稿
Twitterは、流し読みをするユーザーが多いため、文字数をなるべく少なめにすることを心掛けます。
文章だけでなく、ユーザーがシェアしたくなる写真や動画も一緒に投稿すること、ターゲット層の関心が高いと思われるハッシュタグを投稿に盛り込むことで、拡散されやすくなります。
・企業色を低めにする
Twitterは、ユーモアのある投稿や共感性の高いつぶやきが拡散されやすい傾向にあります。
宣伝や告知に偏ったツイートだけでは、フォロワーを増やすのは難しいため、商品に関する投稿の合間にユーモアを交えた投稿や、日常のエピソードを入れることで親近感を出すことがポイントです。
・フォロー&リツイートキャンペーン
フォローやリツイートをするとプレゼントがもらえるなど、期間限定のキャンペーンを行うのもフォロワーを増やす上で大切です。
また、アンケート機能を活用したユーザーとのコミュニケーションは、世の中のニーズを調査するのにも役立ちます。
【TikTok】
TikTokは、15秒から60秒程度の短い動画を投稿でき、編集も比較的簡単です。
メインユーザーが10代や20代の女性であることから、若い女性に対する訴求効果が高いのが特徴でしたが、年々ユーザーの年齢層は広がっています。
まだ、参入している企業が少ないこともあって、早い段階での運用が成功のカギです。
・ユーザー目線の動画
TikTokを使ったマーケティングで最も重要なことは、ターゲットを明確にすることと、ユーザー目線の動画を作成することです。
有名人やインフルエンサーを起用する場合は、商品のターゲット層にマッチした人物を起用する必要があります。
また、商品のPRをユーザー自身に行ってもらうといったユーザー参加型のコンテンツ作りも効果的です。
「この商品の着こなし方が知りたい」といったユーザーからのリクエストに応え、コーディネートを紹介することで、ファン獲得に成功している企業もあります。
・キャンペーン景品
TikTokでキャンペーンを行っている多くの企業では、景品を用意しています。
例えば、抽選で新作Tシャツやノベルティーをプレゼントといった企画をすればフォロワーが増えるので、そのタイミングでブランドの魅力をアピールします。
■アパレル業界で活躍するには、SNSスキルが必須!
ここからは、アパレル業界においてSNSを運用する上で重要となる、主な3つのスキルを解説します。
・消費者の目線
アパレル業界でSNSを最大限活用するためには、いかに消費者目線で考えられるかが重要になってきます。
例えば、企業の公式アカウントだけでなく、ショップスタッフ個人でSNSのアカウント運用を促しているケースもあります。
その理由は、企業として発信するよりも個人が発信する方が身近で親近感がわきやすいからです。
コーディネート画像も、企業が契約している長身のモデルよりも一般人であるショップスタッフの方が、着用した時のイメージをつかみやすいでしょう。
さらに、コーディネートで紹介する商品一つひとつにタグ付けをして、簡単に購入ページにたどり着けるような工夫をすることも、売上アップに有効です。
・継続して運用できる力
せっかくSNSを運用していても投稿頻度が低いと、ユーザーの目に留まる機会が得にくくなってしまいます。
はじめから、多くのフォロワーを獲得するのは難しいものですが、コツコツと継続して投稿することで、徐々にファンを増やしていけるでしょう。
・ネットリテラシー
SNSの運用には、ネットリテラシーに関する知識も求められます。
たとえ、ショップスタッフ個人のアカウントであっても、企業の商品を紹介している限り発言や投稿内容には、十分な配慮が必要です。
投稿内容が、コンプライアンスに違反していたり、炎上してしまったりするとブランドのイメージを傷つけかねません。
近年、多くの企業がSNSを活用したマーケティングを行っていて、アパレル業界でも売上アップや認知拡大につなげることができる大切なツールのひとつです。
そのため、アパレル販売員には、SNSのスキルが必須といえます。
ビー・グルーヴでは、アパレル業界のお仕事も多数取り扱っています。
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