スマホのワイヤレス充電っているの?そのメリットとデメリット
こんにちは!ビー・グルーヴのブログ担当です。
最近のスマホは、ワイヤレス充電でできることをご存知ですか?
ワイヤレス充電は、スマホを置くだけで充電できるのでとても便利です。
今回は、仕組みやメリット、注意点について解説していきます。
■ワイヤレス充電について
ワイヤレス充電には、いくつかの種類があります。
遠くまで電力を飛ばせるレーザー放射型には、レーザー方式やマイクロ波方式、超音波方式といったものがあります。
スマホに採用されているのは、非放射型のタイプで、iPhone8以降は電磁誘導方式を採用しています。
電磁誘導方式では、国際規格である「Qi(チー)」が有名でしょう。
Qi規格に対応している充電パッドを使えば、Qiに対応または準拠しているiPhoneやAndroidの充電が可能となります。
また、イヤホンや電動歯ブラシの充電もできるので、とても便利なアイテムになっています。
■ワイヤレス充電のメリット・デメリット
ワイヤレス充電はとても便利なアイテムで、メリットを感じる人はたくさんいます。
続いては、どのようなメリットやデメリットがあるのか見ていきましょう。
【メリット】
・接続端子に関わらず充電できる
最も大きなメリットは、接続端子に関わらずどの端末も充電できる点です。
スマホの充電器には、LightningケーブルやUSB Type-C、microUSBなどがあり、接続端子が違うと使い回りができません。
しかし、ワイヤレス充電なら対応している機種ならどれでも充電可能となっています。
つまり、充電器が1つあればiPhoneやAndroidを複数台所有している場合も安心なのです。
・置くだけで簡単に充電できる
一般的な充電器だと、わざわざスマホにケーブルを接続しなければいけません。
対してワイヤレスタイプの充電器は、その上にスマホを置くだけで充電がスタートします。
ケーブルがコンセントの付近で絡まってしまうことも防げるので、ワイヤレスの方が良いと感じる人も増えています。
・ケーブルが断線しにくい
ケーブルが断線しにくいのも、無線タイプならではのメリットです。
充電器を何度も使っていると徐々に劣化し、ちぎれてしまうことがあります。
断線した場合、もうその充電器は使えないので買い替えるほかありません。
買い替えの頻度を減らしたいという人にとっても、ワイヤレスタイプは魅力的です。
【デメリット】
・充電完了までに時間がかかる
無線タイプだと、充電までの時間が長引いてしまう点がデメリットだと感じる点です。
直接電力を供給するのではなく、電磁誘導や共振を活用しているのである程度は仕方のないことでもあります。
しかし、徐々に改良されており、充電のスピードはどんどん速くなるのではないかと期待されています。
・ケースやカバーによって充電できない場合がある
スマホケースが厚いと、その分スマホに搭載されている受電コイルが反応しにくくなってしまいます。
その結果、都度ケースを外さないと充電できない形になってしまうのです。
ワイヤレスで充電したいなら、対応しているケースや厚みがないケースを選ばなければいけません。
金属製のスマホケースは熱を帯びて危険なため、無線での充電ができないことも理解しておきましょう。
ケースだけでなく、アクセサリー類にも金属が使われていないか充電前に確認しておきましょう。
・充電しながら操作しにくい
充電パッドの上にスマホを置いておかなければいけないので、充電したままの操作は難しいです。
また、ワイヤレスタイプの場合は設置場所も固定されるため、思ったような位置に置けない可能性もあります。
ケーブルを伸ばしてコンセントから離れた場所でスマホを使うこともできません。
・うまく充電できないことがある
ワイヤレス充電器でしっかりと充電するには、コイルの位置を合わせる必要があります。
位置がずれていると充電できないのです。
充電器の上に置いたから大丈夫だと思っていたのに、充電できていなかったというケースもあるので、充電されているか確認するようにしましょう。
ワイヤレス充電には、このようなメリット・デメリットがあります。
便利ではありますが、使い方によってはデメリットが大きいと感じてしまうこともあります。
その特性を正しく理解した上で導入するようにしましょう。
■ワイヤレス充電の注意点
ワイヤレス充電をするなら、メリットやデメリットだけではなく注意点も知っておく必要があります。
最後に、ワイヤレス充電の注意点をご紹介します。
・異物を乗せないようにする
ワイヤレス充電器には、異物検出機能が搭載されているものがあります。
Qi規格のワイヤレス充電器は、この機能の搭載が必須条件になっているので基本的には安心して使えます。
中には、異物検出時にLEDが点灯し、知らせてくれる機能が持つ製品もあるので、不安な人はそのようなタイプがおすすめです。
しかし、全てに搭載されているわけではないので異物を乗せないように注意しなければいけません。
異物検出機能が搭載されていないタイプにスマホ以外のものを置いてしまうと、電力が放出され続けてしまい、異常発熱や故障の原因になってしまいます。
金属部分があるとそのリスクはより高くなるので、気を付けましょう。
・熱に注意する
コイルを対向配置して電磁誘導を発生させるタイプは内部に熱がこもりやすいです。
冬は外気温がそこまで高くならないので心配ありませんが、夏はかなり温度が上がってしまうことがあります。
安全回路を備えているので、あまりにも温度が高くなったら自動で電源が切れます。
しかし、そうでないタイプはスマホ側に悪影響を与え、バッテリーの劣化を早める可能性もないとは言い切れません。
スマホのワイヤレス充電は便利なので、使っているという人も増えつつあります。
対応する機種も増えているため、今後はさらにワイヤレス充電器自体も進化していくことが予想されます。
スマホに関する知識を持つ人が役立てる場面も増えていくことでしょう。
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