施工管理技術者に向いている人のタイプとは
こんにちは!ビー・グルーヴのブログ担当です。
今回は施工管理技術者に向いている人のタイプについて紹介していきます。
施工管理技術者とは、後ほど説明しますがざっくり説明すると建設現場の現場監督のことです。
現場監督と言えば全員を取りまとめる重要な役割を果たす人を指します。では、そういった重要な役割の人はどんな人が向いているのでしょうか?
施工管理技術者とは
では、まずは施工管理技術者がどんな仕事をする人なのかを学んでいきましょう。
施工管理技術者とは、建設現場で以下のような仕事を行います。
〇点検・確認巡回
現場で行われている工事が安全か、工事がどれだけ進んでいるかなどを確認する仕事が任されています。
もしも遅れている場合は、作業をどのペースで進めて行けばいいのか、後続の作業にどれだけの遅れが出るかなどを確認して、各所に連絡しなければいけません。
また、点検中でも何か危険なことがあればすぐに注意し、改善させなければいけません。
〇書類作成
建築作業に必要な書類を管理・製作するのも施工管理技術者の大切な仕事です。
建築現場は様々な企業が入って、仕事を行っています。
一つの会社が全ての作業を行う訳ではありません。そのため、各所への書類の作成なども担当します。
現場作業が得意であるだけでは、施工管理技術者は務まりません。
〇資材発注
大変な役割なのですが、現場の作業中に必要になった資材を発注するのも、この施工管理技術者なのです。
現場を巡回しつつ、何の資材がどれだけ必要かなども確認して発注を行います。
発注の際も作業に遅れが出ないように、どれくらいの時間で届くのかなども確認する必要があります。
また、予算も決まっているので予算内に収めるように工夫も求められます。予算の枠を拡張する際には、依頼主にもその旨を伝えて交渉しなければいけないので、非常に大変な役割なのです。
〇下請けとの調整
前述した通り、建築現場は様々な専門分野を持つ業者が入って仕事を進めていきます。
その中で、下請けとの調整を担当するのも施工管理技術者の役割です。
下請け同士で何かがあった場合の仲裁に入ったり、各所に指示を出したり、それぞれに何かあれば相談に乗ることもあります。
とにかく施工管理技術者は、リーダー的な役割が求められるのです。
施工管理技術者に向いている性格とは?
では、施工管理技術者に向いている性格傾向を見ていきましょう。
施工管理技術者に向いている性格としては、以下のような人が挙げられます。
〇人の話を聞くのが上手
現場には様々な業者・様々なスタッフが入ります。
当然人数が多いために様々な問題が起こります。人間関係の問題や、下請け同士のトラブルなどもあるので、そういった問題を丁寧にヒアリングして解決に導くことが求められます。
やはり話を聞くのが上手な人は、皆からも頼られて、信頼関係を作りやすいでしょう。
〇常に一定の精神状態を保てる
たまに、自分の気分やトラブルを引きずって、仕事の際にその不機嫌さを出してしまう人もいますが、それはいけません。
現場の仕事は連携が大切であり、ひいては人間関係は切っても切り離せません。人と人との繋がりが求められる現場仕事で、自分の精神状態で人を振り回してしまうと誰もついてきてくれなくなります。
そうならないためにも、常に一定の精神状態を保って、丁寧に人に接することができる人に施工管理技術者は向いていると思われます。
〇人によって態度を変えない
たまにいますが、自分の有益になる人や、自分が怖いと思う人には必要以上に態度を丁寧にし、自分よりも下の人に対しては、めちゃくちゃな態度を取る人は現場では通用しません。
そうした態度を変える姿はすぐに現場全体に知れ渡って、人を贔屓する人として不信感しか持ってもらえません。
常に相手が誰であっても丁寧に、真摯に向き合える人が向いている人だと言えます。
〇常に冷静に状況を建て直せる
現場の仕事は思い通りに進まないことがほとんどです。
おまけに、資材などのトラブルなどもあり、さまざまな問題に頭を悩ませる人も多いです。
しかし、悩んでいるだけでは時間が勿体ないと言われるのが忙しい建築現場。
どんな問題が起きても、何故起きたのかを考えるのと同時進行で、これからどう立て直すかを計算しなければいけません。
一つの工程が遅れれば、必然的にその後の工程も遅れていきます。
そこで、どう工程を組み直すかを考えて、それぞれの下請けに対してどう工程を進め直すべきかを指示して遅れを取り戻します。
冷静な判断力と、臨機応変さが必要ですね。
〇はっきり意見を言える力
自分の考えや必要なことを伝えられないという人は意外と少なくありません。
しかし、自分の意見を相手に伝えることは大切なことなのです。
特に、建築現場はコミュニケーションとディスカッションの大切な場所となります。
自分の意見を言わずに相手に合わせてばかりいてはいけませんし、施工管理技術者は現場の監督という立場も踏まえて、しっかりと自分の意見を皆に伝える役割も求められます。
逆に、現場から上がってくる意見などを依頼主の方へも伝えて、譲歩案などを提案する調整役としての立場も求められます。
〇リーダーシップを取れる性格
現場監督はあくまで立場としては、リーダーという立ち位置です。
リーダーというのは、率先して自分が仕事をこなすことで、周りを引っ張るのが役割です。
指示や注意ばかりをしていては、現場の業者にも信頼してもらえません。
自分もしっかりと仕事をこなし、皆のお手本になるように心掛けなければいけません。
こうしたリーダーシップのある人は、施工管理技術者に向いていると言えます。
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施工管理技術者はやりがいのある仕事!
施工管理技術者は、一見大変そうにも見えますが、皆の調整役であり、なくてはならない存在です。
仕事の大変さもありますが、それ以上にやりがいも大きい仕事ですし、人と長く接する仕事なので人間性も磨かれます。
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